イノベーションが継続的に生まれる組織の法則 

「どうすれば会社で生き残れるか」を考える保守的なサラリーマンが増え、いきいきと挑戦する起業家がいないと嘆く経営者は少なくない。イノベーションが継続的に生まれる組織の法則とは何であろうか。

日本の経営者はイノベーションに疎い。その理由は2つある。1つ目は大企業の経営陣は論理と分析に優れたオペレーターが多いことだ。顧客ニーズ、開発期間、利益予測などMBAの考えが、挑戦と創造の意欲を奪っていく。2つ目はイノベーションが「技術革新」と訳されてしまったことだ。例えばiPodやiTunesは、既存のリソースを組み合わせたもので、実は技術的な革新はない。しかし「世界中のあらゆる音楽をいつでもどこでも楽しめる」という革新的価値創造が、音楽産業に大きな変革を起こした。

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