スーパードライ vs. 一番搾り

87年の発売以来、日本のビール市場で圧倒的な存在感を持つ「スーパードライ」。一方、キリンの「一番搾り」はこだわりの製法の魅力を再度訴求し、巻き返しを図る。夏を迎え、盛り上がるビール市場で成長を目指す両社の戦略を比較する。

「スーパードライ」に挑戦の姿勢、「一番搾り」に示される決意

アサヒビールの「スーパードライ」、キリンビールの「一番搾り」の2013年の販売数量を見ると、「スーパードライ」が1億627万ケースで前年比97.7%。「一番搾り」が3310万ケースで前年比97.9%となっており、どちらも前年比を割っています。しかし現在、人口減と若者のアルコール離れの影響から、酒類業界は市場が年々縮小する傾向にあり、どちらも平均的な数値を示していると言えます。

新ジャンルの伸びが頭打ちになる中、この2~3年、両社ともビールに力を入れています。「スーパードライ」は、2010年に-2℃~0℃の氷点下で楽しむ「スーパードライ エクストラコールド」、2011年に製造3日以内に出荷する「鮮度実感パック」、2012年に「ドライブラック」、2013年にギフト限定で「ドライプレミアム」と、ここ数年まさに矢継ぎ早に新商品を発売しています。

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