2014年7月号
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MPDの本棚

アイデアを事業化するために

余田拓郎(慶應義塾大学ビジネス・スクール教授)

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事業成長の道筋を考える

T・レビットマーケティング論
セオドア・レビット(著)
本体4,800円+税/ダイヤモンド社

ビジネススクールで教えていると、学生さんから起業の相談をうけることがある。彼ら/彼女らのプランをきくと、なかなかよく考えているなと、そのアイデアに感心させられることも少なくない。だが、その一方で不満に感じるのが、事業を成長させていくための道筋が十分に検討されていないという点だ。5年後、10年後、あるいはさらにその先の姿がぼんやりとしていて、しっかりとした戦略が見えてこないプランが多い。

そのような場面では、『T・レビット マーケティング論』を薦めることにしている。事業成長の道筋を考える際、何か一つのことに留意すればよいと言うものではない。その点、本書はハーバードビジネスレビューに寄稿した25の論文から構成されており、きわめて多様な視点を提供してくれる。

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