2014年5月号
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ザ・ライバルズ

Kindle vs. kobo

武井一巳(ITジャーナリスト)

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タブレット端末の普及が進み、日本でも電子書籍の品揃えは充実しつつある。市場環境が少しずつ整う中で、アマゾン、楽天の競争はどこに向かうのか。両社のサービスを比較し、今後の可能性を展望する。

システムはKindleが圧倒、
koboは日本語対応で商機も

現在、koboストアの日本語コンテンツは20万冊ぐらいで、Kindleストアを若干上回っていると見られます。ただ、画像だけのようなコンテンツを1冊と数えたりするので、単純に比較することはできません。

koboは今年、先行して安売りをしかけ、販売数を伸ばしました。それでも今後、Kindleを超えるのは難しいでしょう。仮にkoboにだけ電子版を提供する出版社がたくさんあって、koboでのみ読める人気作品が数多くあるなら別ですが、実際はそれほどありません。また、楽天は以前、電子書籍の販売サイト「Raboo」を立ち上げて、撤退したことがあります。そのイメージを嫌がるユーザーもいるでしょう。

ただ、今年、北米市場において、ソニーが電子書籍サービス「Reader Store」の撤退を発表しました。そのユーザーは、koboに引き継がれます。ソニーのReaderは北米で善戦していたので、北米ではkoboのシェアはKindleに匹敵することになります。

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