2014年5月号
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出る杭の才能を生かす育成法

どこまでが失敗か 線引きが重要

佐藤栄哲(エイブルワーク 代表取締役社長)

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イノベーターになる可能性を持つ人材を、どう発掘、育成、活用するのか。イノベーションを生み出すための鍵を握るのは、経営陣の意識と企業風土の改革だ。

昨今、大中小を問わず多くの企業がイノベーションの必要性を訴えている。グローバル企業は世界で戦うために、中小企業は成長を加速させる、あるいは閉塞を打破するために、革新的な商品の開発や技術開発を狙っている。既存の延長ではなく、これまでにない事業を展開するために必要なのが、イノベーターの存在である。

イノベーターといえば盛田昭夫氏やスティーブ・ジョブズのようなカリスマを思い浮かべるが、企業の中にいながら斬新な事業を提案し、周囲の疑念をよそに中核事業に発展させるような社内イノベーターも少なくない。

経営トップ、マネジメント層がそのようなイノベーターを発掘し、育成し、活用するにはどのような施策を講じるべきなのか。

かけ声だけでは無意味

大学時代に企業の人事労務サポートサービスを手掛けるエイブルワークを設立し、大学卒業後に丸紅で10年間勤務した後、エイブルワークに代表取締役社長として戻った経験を持ち、起業家・会社員の両面を知る佐藤栄哲氏に話を聞いた。

佐藤 栄哲
エイブルワーク 代表取締役社長

佐藤氏は、まずイノベーター人材の発掘や育成は「環境」が大切だと語る。

「多くの日本企業では、失敗をせず、与えられた仕事を無難にこなすことが評価の対象になっています。企業の中で一番リスク・テイカーになり得る存在は社長ですが、経営陣がリスクを避けるような雰囲気があれば、何か新しいことを手がけることのインセンティブが低くなってしまう。

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