2014年4月号
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事業計画書分析

課題をオープンにし、意義を高める

nanapi

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ハウツーサイト運営で知られるnanapiは、10年11月にシリーズAで3.3億円をグロービス・キャピタルパートナーズから、13年7月にKDDI OPEN INOVATION FUND(KOIF)と既存株主のグロービス・キャピタルパートナーズからシリーズBで2.7億円を調達した。代表取締役の古川健介氏に話を聞いた。

nanapi代表取締役 古川健介(ふるかわ・けんすけ)

シリーズAの調達から約2年半を経てのシリーズBの調達、両ラウンドの違いを古川氏はこう語る。

「シリーズAの時のプランでは、資金使用用途が明確でした。当時は、nanapiを大きくする、というプランではなく『釣り』『ゲーム』などの、まだインターネット上に存在しない専門誌が強いジャンルの特化型メディアを大量に作ろうと考えていました。調達した資金は、記事を大量につくり、それによって大量にメディアを作る、という形でやることがシンプルな企画書でした」

その後、nanapiは紆余曲折を経て、国内有数のハウツーサイトに成長。月間のU ユニークユーザーU数は約2,000万人を誇る。メディア露出も多く、一見順風満帆に見えるが、ハウツーサイトだけでは成長に限界を感じるようになったという。「当初はハウツーのデータベースを志向していましたが、SEO(検索エンジン最適化)を通して、nanapiの訪問数やページビュー数は上がったものの、サイトにユーザーが定着している感覚をあまり持てませんでした。

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