鉄道会社対決!JR東日本 vs JR東海

駅ナカをはじめとする非運輸事業の拡大で、成長するJR東日本。一方のJR東海は、東海道新幹線の強みを磨き、収益力を高めてきた。今後の成長可能性は、どこにあるのか。両社の現状を比較し、今後を展望する。

重いリニアの投資負担、品川駅再開発に大きな可能性

姫野良太 バークレイズ証券 ヴァイスプレジデント

一言で言えば、東海道新幹線を中心に運輸事業で収益をあげるJR東海、流通・不動産に広がりを持つJR東日本という違いがあります。

両社とも、足下の旅客需要は堅調です。観光需要の高まりが追い風になり、特に運輸事業の比率が高いJR東海は、その恩恵を大きく受けています。株価の高さにも、それが反映されています。

しかし人口減少に直面する中で、新たな収益源の確立が、両社に共通する課題になっています。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り77%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。