自作メガソーラーという「新発明」
メガソーラー事業の業態構造に大きな一石を投じる統一価格でのキット販売が実現した。事業構築の上で、まさにエポックメイキングと言えるサービスだ。
太陽光発電の設置規模は、土地の条件に応じて様々だが、1MW(1000kW)を超える「メガソーラー」クラスの設置は、とりわけ投資効果が高く、長期にわたる社会事業としての意義も大きいため、導入が進んでいる。その一方で、中小規模の設備と異なり、メガソーラーには「値段がない」という悩みがある。大規模となるだけに、土地の条件に応じた整備、各関連部材の選び方によって大きくコストが変わってくるのだ。コストと性能のバランス、モジュールと関連設備の相性、選んだ部材による納期の違いなど検討事項は多く、納期か、発電効率か、コストか、優先順位を決めることが重要になる。
土地所有者には、絶好のチャンス
そうした状況下で現れたのが、Looop社の『みんなで作ろう!メガソーラーキット』だ。インテグレーターを通さなければ、内製での設置は難しいとされていたメガソーラーを、部材まで一通りパッケージ化することで、価格を一定にした。
必要な土地は約15000㎡(サッカーコートの約2個分)。
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