「工学的視点」で自然界に隠されたヒント探る

無理なく「社会のネットワーク」を機能させ、循環機能を高めるにはどうすれば良いのか。植物、生物、菌類などのメカニズムを「工学的」に探れば、そのヒントが見えてくる。

野菜と虫に学ぶ「樹冠都市」構想。『季刊大林』51号「バイオミミクリー」特集に掲載

私は今、泌尿器科の診察室ドアの前にいる。腎臓で3年かけて大事に育てた結石が膀胱に3週間滞在した後、先週、尿道を通り白日の下にその姿を現したためだ。

体で結晶体が作られること自体も驚きであるが、ゴツゴツした6.4ミリもある大きな異物を排出できる生体の能力に感心する。これが機械であったら、中の小さなパイプでたちどころに詰まって故障する。生物における自己修復機能や適応性、柔軟性という能力に、メンテナンスフリー、機械の信頼性向上、などに繋がる技術を見いだせるかもしれないなどと、この状況下でポジティブに考えている。

効率・性能で決まる仕事における工学的評価

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