市民と企業の力でメガソーラー

政府が2012年7月からスタートした固定価格買取制度の追い風を受け、福岡でも太陽光発電の設置が進んでいる。

北九州市が推進している環境モデル都市リーディングプロジェクト「紫川エコリバー構想」の1つ「勝山橋太陽光発電ルーフ」

スマートシティを実現するうえでは、再生可能エネルギーの利用は欠かせない。太陽光発電ももちろん重要な電力源の一つとなる。

福岡県では、事業者向け融資・課税控除、住宅向け補助を行うほか、大規模太陽光発電(メガソーラー)の事業用地を公開。もちろん、県にとどまらず、各市町村も住宅太陽光発電を中心に助成行っている。

北九州市、市民発電所設置へ

取り組みが際立つのは北九州市だ。市制50周年の記念事業で、「誇りの象徴」「将来を担う子どもたちの夢や希望につながる」目玉事業として、市民発電所の建設へ動いている(2013年完成予定)。

事業予定地は2haの響灘地区廃棄物処分場用地。設置規模は1500kWで、発電電力量135万kWh、これは一般家庭約400世帯分の使用量に相当する。

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