ロボットと環境事業で、福岡の産業力を牽引

「グリーンアジア国際戦略総合特区」の第1号法人に指定された安川電機。時流を見据え、課題に対して真摯に取り組む姿を追った。

「日本の産業を救うのは、もはやイノベーションしかない」。こう言い切るのは、福岡県北九州市に本社を置く安川電機の代表取締役会長・利島康司氏だ。「今こそほかには負けない、産業を興すような商品の開発が必要ではないか」。高い世界シェアを誇るモノづくりの企業トップの言葉だけあって、説得力がある。同社はいち早くグリーンエネルギー分野に注力して、省エネルギーやエネルギー変換技術の応用といった環境エネルギー事業に取り組んできた。昨年5月には「グリーンアジア国際戦略総合特区」の日本で最初の指定法人に。これは全国7つの国際戦略総合特区のうち、指定法人として選ばれた第1号になる。

企業は国内で投資して雇用の場を作るべき

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