「地産地消」の健康づくりで商店街を応援
女子栄養大学や地元産業とも連携し、「葉酸」を多く摂取できる商品開発を進める坂戸市。新たなスマートシティを整備する計画も進む。
─今年5月に市長に就任し、健康長寿プロジェクトについては、前市長からの引き継ぎになります。市長ご自身は、高齢者問題への強い関心はあったのですか。
石川 個人的にも、高齢者が病院に入院しないで、自宅で健康に長生きすることが大切だと考えています。そうした方向性が、県とも合致しました。
健康づくりは、単に保険分野の課題として捉えるのではなく、まちづくりの視点も欠かせません。坂戸市では、大学や産業、自治会、ボランティアなどと連携した健康政策を進めてきました。今回のプロジェクトはそうした特徴を活かし、さらなる充実を図るものです。
─具体的には、どういった施策を進めているのですか。
石川 4つの柱を基本に施策を進めています。
一つは、食生活支援です。「健康づくり応援店」のメニュー開発を女子栄養大学と協働で進めています。2つ目は、運動習慣支援で、女子栄養大学と連携して運動教室を展開するための指導者養成、市民主体の運動実践を行っています。
さらに、3つ目として疾病予防やリハビリ支援があり、4つ目の柱として、生きがいづくり、健康づくりの学びと実践の場づくりを行っています。
健康づくりで商店街を活性化
─様々な取組みで、女子栄養大学と連携しています。
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