2020年「未来のデバイス」のカタチ

PCからスマートフォン、タブレットへと小型・軽量化が進むコンピュータ。今後、まったく新しいデバイスも可能になる。端末の未来を展望する。

ホログラフィック表示の機能を持ち、
腕輪のように身に付けて持ち運べる
コンピュータの開発も進んでいる

07年、アップルから発表された「iPhone」。たった1台のスマートフォンの登場によって、フィーチャーフォンからスマートフォンへと大きくシフトし、単なる携帯電話だったものがクラウドポータルへと進化した。

総務省の試算によれば、スマートフォンの普及予測は15年度末に最大時で9400万台(全体の76%)、最少時で7850万台(同63%)。急速な勢いで普及するスマートフォンは、私たちの生活を大きく変えている。

今後、スマートフォンはどのように進化して行くのか。2020年までの時間軸で現実的な進化を考えてみたい。

スマートフォンへの機能集約には限界が訪れる

無線通信は今より100倍速く、ケーブルは無くなり、ホログラフィック技術により空間にあらゆる物を出現させることが可能で、ユーザーインターフェイスの進化で誰でも簡単に操作することが可能になるだろう(下記図参照)。

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