ギネス世界記録で名産いちごをPR

宮城県亘理郡亘理町では、1000人で一斉にいちごを摘み取る、ギネス世界記録にチャレンジする取り組みが行われた。名産のいちごのPRに加えて、復興に様々な支援を頂いた方々への感謝、現地の農家の頑張りを、全国に向けて、力強くPRできた。

情報提供:伝創社

 

「いちご団地」栽培用ハウス内に集まった参加者たち

亘理町は、東北一のいちご生産地だったが、東日本大震災の津波で、いちご農地の 90%以上が浸水。農地はがれきに埋もれ、苗やハウスも全滅し、また海水は土壌や地下水にまで染み込んだため、深刻な塩害が発生した。そのような状況の下、震災からの復興を遂げるべく、町民は必死に奮闘した。

その結果、現在は農家の皆様の頑張りによって、町内の三か所にいちご栽培用のハウスを集約した「いちご団地」での栽培再開にこぎつけ、平成28年には生産量が震災前の8割まで回復し、売上高は18億円にまで回復した。

町では、県オリジナル品種のいちご「もういっこ」が、復興を遂げた亘理町でおいしく育ったことを、全国の皆さんに知らせるとともに、これまでみんなで奮闘してきた町民の方々の結束をより強いものにし、同時に、これまで支援いただいた全国方々に町民全員で感謝を伝えたいと画策していた。

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