スティーブン・スピルバーグ 新たな世界への挑戦

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アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンを描いた伝記映画「リンカーン」が今秋、全米で公開される。アカデミー賞最有力候補の呼び声も高い本作のメガホンを握ったのは、ハリウッドの巨匠、スティーブン・スピルバーグ。65歳を迎えた今も、精力的に作品を撮り続けている。

1972年に撮ったテレビ映画「激突!」で名前が世に知れ渡るようになって以来、「ジョーズ」「インディ・ジョーンズシリーズ」「E・T」「シンドラーのリスト」「ジュラシック・パーク」「プライベート・ライアン」・・・と、スピルバーグの手がけた作品は次々に空前の大ヒットを記録してきた。その傍らで、1994年には映画製作会社「ドリームワークス」を設立。経営者としても辣腕をふるい、プロデューサー(製作総指揮)業も数多く、監督業以外にもフィールドを広げている。アドベンチャーからSFアクション、歴史大作、ホラーまでジャンルや時代を超えて、世界の人々に共感や感動を与え続けながら、活躍の場を次々に創出するスピルバーグ。はたして彼はどんなビジョンを描いて作品を生み出し、仕事の幅を広げ、ビジネスを組み立てているのだろうか。

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