初の福岡アンテナレストラン「福扇華」 知られざる魅力を発信

イベントホールにもなるフロア以外に、個室も6部屋用意されている

住友不動産ふくおか半蔵門ビル(東京都千代田区麹町1丁目12番1)1階に、11月21日、福岡県のアンテナレストラン「福扇華(ふくおか)」が開店した。常設型のアンテナレストランを開業するのは、福岡県初の試み。水たき料亭の博多華味鳥(はなみどり)を営むトリゼンフーズ株式会社(福岡市博多区)が運営する。

店名に使われている「扇」は末広がりの縁起物で、福岡の繁栄を願いつつ、「福岡から新しい風を吹かせたい」という思いが込められている。郷土料理の水たきをはじめ、博多和牛、真鯛やとらふぐなどの鮮魚、旬の野菜や果物を使った料理を提供する。福岡といえばラーメンや明太子が思い浮かぶが、全国有数の農業県として豊富な県産品を有しており、県の農林水産部は開店にあたって「知られざる福岡の魅力を知ってほしい」と語った。また内装には、京築ヒノキやセンダンなどの県産木材を使用するとともに、博多織や久留米絣・小倉織・大川組子などの装飾を施し、器には小石原焼や上野焼を使用し、上質な福岡を体感できる空間となっている。さらに、店内の販売コーナーでは福岡の名産品や工芸品が販売されており、ショッピングにも利用できるようになっている。

福岡を代表する名物鍋の水たきコース

玄界灘の天然真鯛しゃぶしゃぶコース

イベントスペースも設けられており、開業にあたりプロモーション業務を受託した株式会社津々浦々(担当:植草茂樹氏 事業構想修士)は、今後福岡県やレストランの魅力を引き出すイベントをプロデュースしていくという。

 

福扇華 www.fukuoka-bimi.net

《一般社団法人日本ガストロノミー協会コラボ》トークイベント
日 時 2019年1月23日(水)19:00~21:30(18:30受付開始)
参加費 13,000円(コース料理、ドリンク込み)
https://fukuoka-gastronomie.peatix.com/