食市場を広げる「新しいギフト」 気軽に「小さな感謝」を届ける

「贈り物」につきまとう堅苦しさを廃し、気軽にギフトを贈れるサービス『giftee』。今までならギフトを贈ることのなかったシーンでも利用され、新たな市場を創出している。それは、飲食店・小売店への誘客を促し、売上拡大のチャンスにもなっている。

太田 睦(ギフティ 代表取締役)

食の分野では、小売りも飲食店も激しい競争が繰り広げられている。地域内に同じカテゴリーのお店が並び、各社は新商品・新メニューの開発に力を注いで差別化の努力を続けている。そうした中で、従来とはまったく異なる方法で、店舗への送客を実現しているのがギフティだ。

店舗への誘客を促す新たな方法

ギフティは、メールやLINEなどで気軽にギフトを贈れるCtoC(個人間)サービス『giftee』を提供している。利用者は、『giftee』が取り扱う商品からギフトとして贈りたいものを選び、デジタルチケットを購入。発行されたURLにメッセージを添えて贈る。受け取った人は店舗でデジタルチケットを提示し、ギフトを受け取る仕組みだ。

ギフト商品となっているのは、カフェのドリンクチケットやコンビニのスイーツ、レストランの食事券など、数百円のものが中心だ。ギフティの太田睦代表は、「100円からギフトを取り揃えているので、贈り先に負担を感じさせず、気軽に感謝やお祝いの気持ちを届けられます」と語る。

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