2018年1月号
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ザ・ライバルズ

RIZAP vs カーブス フィットネス新勢力対決

月刊事業構想 編集部

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誰しも、シェイプアップしてスマートな体を手に入れたいものだが、続かない、結果が出ないと諦めてしまう人も多い。だが、そうした悩みに応えて成果を上げているビジネスもある。それがRIZAPとカーブス。アプローチこそ異なるが、フィットネスビジネスの新たな方向性を示す2社を比較する。

フィットネスビジネスの新たな方向性を示す2社

シェイプアップされた健康な体は万人の理想だが、筋トレやジョギングはなかなか続かない。正しく効果的なフィットネスを続けるにはどうすればいいのか。その答えを提案する二つの企業がある。「結果にコミットする」RIZAPと、「女性だけの30分健康体操教室」カーブスだ。

RIZAPは、筋トレだけでなく、食事やメンタル面までマンツーマンで徹底サポートすることで確実に結果を出すビジネスモデルで急成長している。タンパク質中心の食事を提案、脂肪を燃やす大きな筋肉を中心に鍛え、2ヵ月で体を変えるのが基本的なプログラムだが、高いコミュニケーションスキルも備えた専属トレーナーが顧客に寄り添い、目標達成プロセスを支えるのが特徴だ。自己実現欲求を引き出し、プロセスを見守ることで「結果にコミットする」ノウハウは、他の分野にも応用が利く。RIZAPでは今、ゴルフや英会話、料理などの分野にも「コミットビジネス」を拡大、必要なM&Aも積極的に進めている。

一方カーブスは、運動の必要性は感じながらも習慣化できずにいる中高年女性が継続的に運動できるビジネスモデルを完成させた。スーパーなどにジムを構えて、買い物ついでに寄れる通いやすさを追求、顧客層の行動時間に合わせて営業時間も19時まで。ジムには鏡もシャワールームもないが、これも体形を気にする顧客層の心理に配慮し、化粧直しなどの面倒をなくすことで通いやすくする狙いだ。何より、マシントレーニングも含めて1回30分で完結するプログラムは心理的なハードルが低い。トレーナーは個々の顧客とのコミュニケーションを重視、地域の催しなどにも参加する。友だち感覚のトレーナーのもとで楽しく和気あいあいと運動できる楽しさが口コミで広がる仕組みだ。

短期で結果を出すためにトレーナーがぴったり寄り添うRIZAP。とにかく運動の習慣をつけるためにハードルを下げるカーブス。アプローチは異なるものの、今後のフィットネスジムは単にマシンと場所を提供するだけのビジネスではないという方向性を示している点では共通する。

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