2017年4月号

特別レポート

ICTで地域の社会課題を解決 事例動画を一挙公開

NTT西日本

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地域が抱えるさまざまな社会課題に対し、NTT西日本は自治体や事業者とのアライアンスを通じ、地域の実情に合った最適なICTを提供している。各地での社会課題解決に向けた取り組みを紹介する。

土佐町は「IP版緊急通報端末」と「安否センサー」による高齢者見守りシステムを構築

少子高齢化や過疎化、東京への一極集中などが進む現在、地域は多くの社会課題を抱えている。子育て環境の整備、教育の質的向上、観光客の増加、商業活性化、地場産業の強化、独居老人の見守りなど、その分野はさまざまだ。NTT西日本はICTソリューションやノウハウを活用し、地域に寄り添いながら、こうした課題解決に取り組んできた。

例えば、高齢者の在宅生活における不安解消を目的に、NTT西日本は高知県土佐町と連携して、地域の見守りシステムを構築した。このシステムでは、独居高齢者宅に「IP版緊急通報端末」と「安否センサー」を設置。緊急時には端末のボタンを高齢者が自ら押すことで、県外へ設置されたコールセンターへ通報が入る。また、居間や寝室、玄関に設けられた安否センサーによって、起床、就寝、外出などの高齢者の生活リズムをコールセンターが確認し、異常を感知した際には近隣の支援者へ確認を要請し、駆けつけてもらう。この結果、地域が一丸となって高齢者を見守る体制が構築された。さらに土佐町では、老人だけでなく若い世代の健康づくりにも、ICTを活用している。

観光においては、観光客がどこに滞留し、どこに回遊するのかという観光動線を把握することが重要になっている。特に、増加する外国人観光客のデータ把握は喫緊の課題だ。

そこでNTT西日本は香川県高松市と連携し、日本一長いアーケード商店街として知られる高松中央商店街に無料Wi-Fiを構築して、利用状況をログやGPSデータとして蓄積する「かがわWi-Fi 高松」を整備。アーケードへ来る人の日別・月別の利用状況をはじめ、言語別利用者数やヒートマップなどの観光動線の分析を可能にした。高松市はプロモーションや観光施策にWi-Fiのログデータを活用していく。

子育て支援の充実も地域にとって大きなテーマだが、保育士の業務負担の増大という課題が存在する。NTT西日本は保育所・幼稚園に特化したシステムを開発するANSと連携し、「登降園管理システム」を開発。保護者が園内に設置してあるカードリーダーにICカードをかざすだけで、園児の登園・降園の時間を自動的に記録できるシステムで、登降園時間と出欠記録はデータとして蓄積され、帳票が自動的に作成される。手書きで仕事をするケースが多い保育業界だが、登降園管理システムによって自治体へ提出する帳票の手間が大幅に削減され、保育士の周辺業務の負担が軽減されたことで、保育の質の向上に成果をあげている。

このように、地域に理想の未来を創造するために、ICTにできることは数多く存在する。NTT西日本は各地の自治体や事業者と連携して地域に最適化したICTソリューションを開発、さらにそのノウハウやエッセンスをさまざまな地域に横展開することで、地方創生の実現をめざしていく。

「かがわWi-Fi 高松」では、無料Wi-Fiとログデータ分析で観光事業活性化を後押し

 

ICTで地域の社会問題を解決する事例動画

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