2016年12月号
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温泉地、再生へのヒント

銭湯倒産ラッシュのなか、「客数3倍」を実現 久松湯の挑戦

風間 幸雄(久松湯 2代目店)

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一家にひとつのお風呂がある時代、公衆浴場は急速に数を減らしている。この逆風の中で、「世界にひとつだけの銭湯」をコンセプトにリニューアルし、一気に客数を3倍に延ばしたのが、「天然温泉・久松湯」だ。

2014年に全面建て替えをした東京・練馬区桜台の公衆浴場「久松湯」。都内で多くの公衆浴場が撤退を余儀なくされる中、建替・新築の公衆浴場は異例だ

平日の昼間にもかかわらず、11時の開店と同時に、次々と入浴客が入ってくる。学生らしき若者からお年寄りまで、男女とも幅広い世代がどんどん更衣室に吸い込まれていく。

これは、人気の温泉地の話ではない。練馬区桜台の商店街にある公衆浴場(銭湯)「天然温泉・久松湯」の日常の風景だ。

久松湯の外観

全国的に、銭湯(一般公衆浴場)は厳しい経営を強いられている。厚生労働省のデータによると、1989年には全国に1万2228軒あったが、14年には4293軒にまで減少。東京都内も状況は変わらず、2005年には1025軒あったが、2015年には628件と10年で4割も減っている。

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