1日10記事を更新 ブログで示す「メディアの未来」

ライブ動画の活用で先端を行くクリエイターが、あえて今、「ブログ」に力を注ぐ。毎日2時間ごとに記事を更新し続け、またたく間に、多数のアクセスを稼ぐ人気ブログをつくり上げた。

今、ブログが熱い。USTREAMなど動画のライブ配信のエキスパートとして知られ、SNSで数多くの企業キャンペーンを手掛けてきた川井拓也氏が、2015年4月に自身のブログをスタートさせた。しかも、その更新ペースは1日10本。毎日休むことなく、2時間に1本、記事を投稿し続けている。

まずは、今なぜブログなのか。

「フェイスブックやツイッターで発信した情報は、その場限りのものになってしまい、検索も使いづらい。一方、ブログでは情報が蓄積され、後から見直すのも簡単。こうしたメディアが、これから重要になると思ったんです」

川井拓也 ヒマナイヌ 代表

体験を「分割」して記事に

ブログをやるからには、多くの人に読んでほしい。そう考えた川井氏は、月10万PV(ページビュー)を目標にした。ブログの世界において、「影響力のあるブロガー」として認められる一つの基準が、月10万PVだからだ。

「1日1本の記事で月10万PVを達成しようとしたら、1本当たり約3300PVが必要です。でも、1本の記事で、それだけのアクセスを稼ぐのは大変。1日10本にすれば、330PVで済む。それならできると考えました」

川井氏によると、ネタには困らず、記事のテーマは「無数にある」という。

「1記事1テーマに限定し、あれこれと盛り込まない。一つの体験を、情報として最小単位に分割していけば、いくらでも記事は書けます。例えば旅行なら、駅や空港、現地で見た広告、買った商品、立ち寄った飲食店など、それぞれがテーマになり得る。また、体験を日記にするのではなく、役に立つ情報に変換することも重要です」

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