簡単設置、確実動作の簡易タイプの感震ブレーカー
大規模地震時に発生した火災の過半数が、電気に起因することから、地震発生後は、ブレーカーを切って通電を遮断する必要があるが、建物の倒壊や停電、あるいは外出中などで、即座に遮断できない場合も多い。リンテック21では、設置が容易な簡易タイプの感震ブレーカーを昨年開発した。
感震ブレーカーは、分電盤に内蔵された「分電盤タイプ」、コンセントの通電を遮断する「コンセントタイプ」、外付けの「簡易タイプ」があるが、リンテック21の「感震ブレーカーアダプターヤモリ」(以下、「ヤモリ」)は、簡易タイプ製品のひとつだ。分電盤にヤモリ本体を貼り付け、そこから伸ばしたバンドをブレーカーのレバーに接触させる。震度5強あるいは、6弱以上の揺れを感知した時に、バンドがバネの力でレバーを押し下げ、通電を遮断する。バネでしっかりと押すため、確実に通電を遮断できる点が特徴だ。
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