「ハレー彗星」観測からNHKスペシャルへ NECのPR戦略
1986年の「ハレー彗星」接近を商売に結び付けようというアイディアがあった。オーストラリアにある世界4大天文台の望遠鏡を借り、得意先であるNECの観測小屋を設置。現地のテレビ取材、さらには「NHKスペシャル」の番組も作られ、得意先のPRにつながった。
76年に一度の「ハレー彗星」
ハレー彗星は76年を周期として太陽の周りを公転している彗星で、1682年出現した彗星をイギリスの天文学者、エドモンド・ハレーが観測したので「ハレー彗星」と名付けられた。私も43年間の広告会社生活で本当にいろいろな経験をさせてもらったが天文に関する業務はこれが最初で最後である。
1985年、私は「NECチーム」のリーダーとして業務に携わっていたが、これはその頃の誠に面白い、そして後で考えると「楽しい」業務の1つであった。
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