新興国で武者修行 未知への挑戦が人を育てる

テルモは、NPO法人クロスフィールズが提供する新興国「留職」プログラムを活用し、若手社員をインドネシアのNGOに派遣した。現地で社会課題の解決に取り組んだその社員は、何を得ることができたのか。

036-10.jpg

テルモ・髙橋氏は2ヵ月間、インドネシアに滞在。最初の2週間は、クロスフィールズ・松島氏も同行し、サポートを行った

まったく違う国で、誰も自分のことを知らない状況で、ゼロから挑戦する機会があったら、何ができるだろうか。NPO法人クロスフィールズが提供する新興国「留職」プログラムは、いわば武者修行のような体験を提供する。企業で働く人材が新興国のNPO等へと赴任し、一定期間、現地の人たちとともに社会課題の解決に挑む。

038_20.jpg

(左)髙橋光 テルモ開発戦略部 (右)松島由佳 クロスフィールズ副代表

テルモ開発戦略部・髙橋光氏は、今年1~2月の2ヵ月間、インドネシアへの留職を経験した。まず取り組んだのが、ジャカルタのクリニックで医療廃棄物の管理を改善するプロジェクトだった。そこで見た医療現場の実態は、日本では想像できないものだった。

「使用済みの注射針をそのままビニール袋に捨てていたり、針刺し事故などの感染症の危険性がありました」 テルモでは、今回の留職プログラムの展開に当たり、日本でサポートするチームも公募した。集まったメンバーは若手の6人。髙橋氏は抽出した課題を日本のチームとも共有し、解決策を一緒に考えていった。

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り54%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全文読むことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。