起業こそが「リスクヘッジ」

日本で初めてのクラウドファンディングサイトは、当時22歳の女性によってもたらされた。お金の流れ、個人の活動の実現性に大きな風穴を開ける新しい動きを生みだした思考に迫る。

WEBの世界との出会いは、SPYSEEの立ち上げに関わったことだった。「特別有名ではない個人が、インターネット上で自分と近い分野の人間とフラットに繋がっていくことができる、という実感を得ました。それなら、何かを起こしたいときに、ファイナンス面でもWEB上でできることがあるのではないかと思いました。自分の思いを伝えることで、不特定多数の人たちからお金を集められるのではないかと。ならば、個人が、個人から寄付を集められるサイトを作ろうと。当初はSPYSEEに紐付ることを考えましたが、登録の必要もありますので、チアスパ(Cheering SPYSEE)という別サイトを立ち上げ、伝統芸能やアスリート、ミュージシャンにプロジェクトをアップしていただいて。そのサイトが、READYFOR?の原型です」。

SNSの利用率が低い中、マスメディアを活用することで100万円を集めるプロジェクトも生まれた。

シリコンバレーでの出会い

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