10年先を見据え、今できることを。
多くの起業家に触れ、感じたビジョンの必要性。考え抜いた末、企業も、国境の垣根もない、プロジェクトシェアリングの時代へ向け、動いた。
「30年ビジョンを考えろ」―大学を卒業し、ソフトバンクに入社して間もなく、柴田をはじめとする若手にソフトバンク社長・孫正義からの号令が下る。
日本の起業家の代表と言ってもよい孫が、長期的なビジョンからビジネスを立ち上げていく姿勢、プロセスに刺激を受けた。「自分自身の起業のスタートは、いわばその時から」と柴田。とはいえ、柴田自身、ベンチャー精神の強い学生時代を過ごしている。
元々、実家は自営業(食肉卸業)。手広くビジネスを行った祖父が創業し、父親が2代目。商売については物心がついた時から薫陶を受けてきた。大学時代にはビジネスコンテスト、野島記念ビジネスアワードで電子書籍のビジネスプランを提案し最優秀賞を獲得している。
「負けず嫌いな性分ですので、出版社のクロスマーケティング担当や電通の担当者にもETICなどでの人脈を通じてヒアリングを行い、ビジネスプランを練り込みました」。
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