商都・福岡の魅力を再構築

産業構造上、第3次産業が9割を占める福岡の活性化とは、すなわち「人を呼び込むこと」だ。

カワイイ区記者発表

音楽、ソフトバンクホークスやアビスパ福岡などのプロスポーツ、美術など、外から見れば福岡は全国指折りのエンターテイメント都市だ。しかし、肝心の福岡市民はそう感じていない、と福岡市の高島市長は言う。そうした状況では、第3次産業に直結する観光の強化への機運が出てこない。また、観光の資産となるリソースを、集客につながるように上手に生かしていく必要がある。そうしたことから、福岡市は組織再編により、経済振興局を「経済観光文化局」として新たにスタートさせている。

その目的は、経済・観光・文化の一体的振興により、魅力と活力あふれる都市づくりを目指すこと。具体的には、大きく次の5つの柱で施策を推進していくという。

  • 1 福岡市を支える中小企業の振興と雇用対策の充実
  • 2 次代を担う新たな産業、企業の集積促進
  • 3 コンテンツを核とした国際競争力の向上
  • 4 戦略的な観光コンベンションの推進
  • 5 福岡市の資源や財産を活かした文化施策の展開

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