タブレット市場に「変化の胎動」
タブレット端末の市場が急速に拡大している。激化する競争は、今後、マーケットにどのように変化を引き起こすのか。
「iPad」が登場してまだ3年だが、電子書籍リーダーと合わせて急速に市場が伸び、米国の調査会社が行った調査では、すでに普及率が25%に達したといわれる。そのことは、タブレットが一時的流行ではないことを十分にうかがわせる。
実際、出荷台数でタブレットは伸びてきており、米国の市場調査会社IDCの発表によると、12年第2四半期(4~6月)のタブレット端末のグローバル出荷台数は2499万台で、対前年同期の66.2%増、年間では1億台を超えるペースとなった。
さらに、今年は、グーグルの「ネクサス7」、マイクロソフトの「サーフェス」が登場し、また「iPadmini」も発表され、さらにタブレットに注目が集まることは間違いないと思われる。
それだけではなく、今年はタブレット市場が新しいステージを迎える節目となりそうだ。そこでは、何が変わってくるのだろうか。
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