2013年4月号
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東北の新興プロジェクト

地域に好循環生む一粒千円のブランドイチゴ

月刊事業構想 編集部

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「元に戻す復旧ではなく、より良い未来のための復興を」「被災地からまったく新しいイノベーションを起こす」。それらを体現しつつあるのが、宮城県山元町で先端施設園芸を展開しているGRAグループだ。

GRAはICTを活用した先端施設を建設し、温度や湿度、二酸化炭素濃度などの環境要因をコントロールすることで高品質のイチゴの生産を実現した

宮城県亘理(わたり)郡・山元(やまもと)町。津波が沿岸から最大で4キロメートル内陸へ押し寄せ、主要産業であったイチゴ農園は129あったハウスのうち125軒が津波に飲み込まれた。農地の塩害や高齢化に伴う後継者不足により、その多くは再開の目処がたっておらず、地域は厳しい現実に直面していた。

こうした状況下、「10年で100社、1万人の雇用を創出すること」をミッションに掲げたGRAグループが設立された。ICTを活用した先端施設でイチゴを主とした農作物の生産を行う農業生産法人GRAと、次世代教育や外部との交流を行うNPO法人GRAの両輪から構成。農業において新たなビジネスモデルを構築し収益を上げるとともに、若い就農者を呼び込み、長期的に成長できる地域づくりを目指している。

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