アマゾンと楽天の顧客は誰か?
アマゾンと楽天はアメリカと日本を代表するEC企業だが、想定する顧客は異なる。その結果、ビジネス戦略も大きく変わってくる。
日本でも、ついにアマゾンが電子書籍用タブレット、キンドルの発売を開始した。興味深いことに、アマゾンに先んじて、日本では楽天がコボを発売して話題になった。評価はまだ思わしくないようだが、短期的に判断しない方が良い。みなが懐疑的なビジネスにこそ、本当のチャンスがあるからだ。
規模拡大の鍵となったビジネスモデルの転換
アマゾンも楽天も、電子書籍云々という前に、考えてみればネット小売業である。国は異なれど、インターネット黎明期にネット小売業に参入し、賞賛だけではなく懐疑的な目を向けられながら今日の成長を遂げてきた。どちらも途中でビジネスモデルの転換を図り、成功している。
全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。
-
記事本文残り80%
月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!
初月無料トライアル!
- 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
- バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
- フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。