市場開拓による地域産業の活性化
自治体や出展メーカーの認知拡大から販路開拓やブランディングのために、何をどう見せ、どうバイヤーを惹きつけるのか。イベントの企画、運営は、形づくりだけでなく、地域と市場を結びつけるマーケティングのハブ機能を担う。商談に加え、市場の生の声に触れることで、新たな商品開発につなげる効果も発揮できる。
首都圏の商談会、展示会等のイベントで評価が高い
地域振興を目的に、自治体は毎年多くのイベントを主催している。しかし、毎年恒例の『形だけの催事』になりがち。請け負う民間事業者もその意識が強い。
背景には、地元の事業者を優先した民間委託がある。地元の事業者は、箱物は用意できても、ターゲットである首都圏市場の流通・小売り、飲食関連企業に対して、マーケティング領域までの提案や実施・運営等への実績が乏しい。結果、きめ細やかな提案におよべないのである。
主力マーケットである首都圏への進出を考えると、首都圏特有の小売り、流通、市場の開発、販促を熟知した展示運営が必要となる。
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