バス停が持つ「実力」、解き放つ 広告料を公共サービスに還元

2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、東京のバス停が変わる。バス停に広告スペースが付き、無料Wi-FiやUSB充電器などが搭載される見込みだ。東京にとどまらず、全国各地のバス停を変えているのが、エムシードゥコーだ。

エムシードゥコーは、バス停に美しいデザインの上屋を設置するとともに、洗練された広告を掲出。上屋の製造から設置、その後の清掃、維持管理までを、広告料で賄う

公共屋外空間には、数々の未活用のスペースがある。バス停も、その一つだった。バスを乗り降りするための目印と時刻表があるだけで、多くの人が集まる場所にもかかわらず、その潜在力は活かされていなかった。

しかし、近年、バス停は変わりつつある。利用者が雨に濡れないように美しいデザインの上屋が設置されるとともに、洗練された広告を掲出。バス停が、広告スペースとして活用され、その広告料がバス停の整備と維持管理に充てられている。

そうした動きを主導しているのは、バス会社や自治体ではなく、エムシードゥコーという会社だ。

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り83%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全文読むことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。