2014年3月号
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ウェアラブルの波に乗る

脳波操作が新市場を創る

伊藤菊男(ニューロスカイジャパン 代表取締役CEO)

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ウェアラブルデバイスの操作方法は音声、手振り、視線などさまざまだ。新しいインターフェイスとして注目されているのが脳波。SF映画のような現実は、すぐそこに迫っている。

necomimiは感情を耳の動きで表現する脳波デバイス

脳波測定をリードするシリコンバレー発ベンチャー

つけた人の脳波をキャッチし、感情を耳の動きで表現する猫耳型デバイス「necomimi」。2012年に発売され、全世界で7万個以上を売り上げたヒット商品だ。この商品は電通のクリエイターチームneurowearが開発。デバイスの要である脳波センサーを提供したのがアメリカのニューロスカイ(neurosky)だ。

ニューロスカイジャパン 伊藤菊男代表取締役CEO

3人の大学教員によって2004年にシリコンバレーで設立されたニューロスカイは、低価格の脳波センサーモジュールを独自に開発し、これまで全世界で100万個以上の出荷実績がある。「設立当時、脳波計測器は安くても数百万円し、医療や研究用途にしか使われていませんでした。そこで当社は玩具市場への脳波センサー展開を目標に掲げました。精度はもちろん、誰でも安全に使え、コスト性も求められる市場にあえて挑戦したのです」と、日本法人として2012年に設立されたニューロスカイジャパンの伊藤菊男代表取締役CEOは話す。同社の脳波センサーモジュールは現在、1個数ドルで手に入る。

脳波は電位差から測定することができ、それぞれ特徴のある5種類の周波数に解析できる。例えばリラックス状態ならばα波が検出される。ニューロスカイは各周波数から人間の感情を分析する独自のアルゴリズムを開発。necomimiでは集中度とリラックス度を分析し、耳を動かしている。

好意から興味、理解度まで感情でマシンを動かす

残り67%

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