新入社員の30%が外国籍 多様性が次の成長をもたらす

ローソンは、これまで中国、韓国、ベトナムなど11ヵ国から156名を採用。また、積極的な女性活用も行い、企業の多様性を追求する取組みを続けている。

ローソンの研修風景。外国籍社員の存在が、日本人にも大きな刺激となっている

それは、マネジメントのあり方にも変革をもたらしている。

コンビニエンスストア大手のローソンは、08年から定期採用枠の30%を外国人留学生にするなどグローバル人材を積極的に受け入れ、これまで中国、韓国、ベトナムなど11ヵ国から156名を採用してきた。

05年より、定期採用の男女比率を半々にして話題となったが、人材活用で企業の多様性を追求する姿勢は一貫している。

 理事執行役員ヒューマンリソースステーションディレクター補佐、ダイバーシティ推進担当の大隅聖子氏は、外国籍社員の採用理由を「マメネジメントを高度化することが狙いの一つです」と語る。

 文化の異なる外国籍の社員は阿吽の呼吸で意思の疎通を図ろうという甘えがなく、曖昧な指示では納得しないため、自ずとマネジメントの高度化につながるのだ。

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