2013年6月号
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モバイルで市場を拓く

アップル、グーグルの寡占打破へ変化の兆し

小林雅一(KDDI総研リサーチフェロー)

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2大勢力が競争を繰り広げる中で、「ファイアフォックスOS」や「タイゼン」という第3極が登場し、プラットフォーム争いが混沌としている。

その趨勢は、モバイル産業に大きな地殻変動を起こす可能性を秘めている。

スマートフォンやタブレットが爆発的に普及する中、そのベースとなるモバイルOSに異変の兆しが見られる。これまではアップルの「iOS」とグーグルの「アンドロイド」という2強が、スマホ市場の90%以上を占めるなど圧倒的な強さを見せてきた。

ところが、ここに来て「ファイアフォックスOS」や「Tizen(タイゼン)」など、いわゆる「第3のモバイルOS」に期待が集まっている。

モバイルOSは、通信キャリアや端末メーカー、さらにはグーグルなどインターネット企業のサービス・プラットフォームでもある。ここを押さえた企業が今後のモバイル産業の主導権を握る、と言っても過言ではない。

これまでもマイクロソフトの「ウィンドウズ・フォン」をはじめ、2強に対抗しようとするモバイルOSはいくつかあった。

しかし、いずれも08年以降のスマホ・ブームに乗り遅れ、2強以外のシェアはむしろ縮小傾向にある。

ドンキホーテに勝算はあるのか?

こうした中、今、新たに注目を浴びる「第3のモバイルOS」に勝ち目はあるのか?

ICT業界関係者の中には、これらのOSを巨大な風車(アップルやグーグル)に立ち向かうドンキホーテと見る向きもある。しかし一方で、今の新OSには共通する特徴があり、これが2強に対抗するための武器になるという見方もある。

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