5期目を迎えた大阪校 ビジネスプランコンテストで修了生が活躍

「LED関西」でファイナリストとなった光川和子さん

研究と経営がリンクする
実践につながる大学院生活

西方 真弓（にしかた・まゆみ）
グリーンヒルホテル 代表取締役
大阪校5期生（2022年度入学）

2018年よりホテルを事業承継しました。コロナ禍により危機的な状況の中で、経営者として自らがもう一度学び、本気で事業の立て直しを図りたいと決意し入学しました。幅広い分野や年齢の院生が所属していますが、事業を創っていきたいという共通の思いを持っており、ともに学ぶ環境はとても刺激的です。また、入学して2ヶ月が経ち、講義を通して自分には専門分野の枠で考えるクセがあると気づかされ、枠にとらわれない発想からいかに事業構想につなげていくのかを学んでいます。まさに、視野を広げ、視座を高めることができる環境だと思います。そうした気づきを、経営者という立場を活かし、大小含めて一つひとつの事業構想を即実践に移していきながら、経営とリンクさせていきたいと思います。これから目指す事業構想として、現在のホテル業と不動産事業に加えてもう1つの収益の柱をたてることを目標にしています。

地方創生をリードする
長崎を地域課題解決の「先進県」へ

長尾 和弘（ながお・かずひろ）
十八親和銀行 地域振興部 部長
福岡校5期生（2022年度入学）

銀行の企画職を軸に、長崎の観光や教育など地方創生事業にも広く携わっています。新たなインプットを求めて当初MBAを検討しましたが、アイデアを考え、新事業を構想するMPDの方が自分の仕事にも性分にも合っていると入学を決意しました。長崎から福岡は距離がありますので、都合にあわせてオンライン受講できる点は助かりました。同じベクトルの多彩な社会人が集まる環境は新鮮です。建設的なディスカッションからは新しい発見が多くあります。グループワークの課題として長崎の問題を示すと、皆が一緒に考えてくれます。

長崎県は課題の宝庫だと思います。オープンイノベーションで都心の事業者から協力を得てすすめる取組みも当然ありますが、自力で解決する事も諦めたくはない。事業構想の力で長崎を課題解決の先進県にすべく、自身の研究成果としてはもちろん、若い学生へアウトプットすることで教育を通して地域の未来に繋げていきたいと考えています。