起業家は、未来に対して「真面目」であれ

30年以上の経験があり、無名だったDeNAにも投資した実績を持つ村口氏は、成功する起業家の条件を「真面目であること」と表現する。

創業期の無名だったDeNAに投資するなど、日本テクノロジーベンチャーパートナーズ(NTVP)は、早くから独立系のベンチャーキャピタルとして実績を積み重ねてきた。代表の村口和孝氏は、98年にNTVPを設立し、以来、技術に立脚したスタートアップへの支援を続けている。通算のキャピタルゲインは、300億円以上にのぼる。

村口代表が投資先を決めるに当たって、重視するポイントの一つが、その起業家が「未来に対して真面目であること」だ。「成功する起業家は、みんな真面目です。それは、既成のルールを守ることに真面目なのではなく、顧客に対して商品・サービスを提供することに対して、とても真面目。実績がなく、顧客が不確実なだけに、その真面目さは、自然と努力と情熱を伴うものになります」

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