建設業界はイノベーションの宝庫 注目集める「次世代型組合」

建設業界は人々の生活に欠かせない建物やインフラの整備を担う重要な業種だが、若手の人材不足など様々な課題を抱えている。このような中、業界の明るい未来をつくる次世代型組合「TEAM SUSTINA」の活動が注目を集めている。

大川 祐介(ユニオンテック 代表取締役社長)

(出典)ユニオンテック提供資料より出版部作成

現場の力で課題に取り組む
「TEAM SUSTINA」

建設業界は住居やオフィス、道路、橋などのあらゆるインフラを造り、人々の安心で安全な生活を支える重要な業種だ。しかし、建設現場の仕事は「きつい・危険・厳しい」といったネガティブなイメージを持たれることも多く、近年は特に若手不足が深刻な問題になっている。

「建設業界の若手不足が急速に進んでいるのは、業界に魅力が伝わっていないからです。建設業については悪い噂が立ちやすく、事件や事故があればニュースになります。他方で良い建築物がつくられても当たり前と受け止められ、称賛されることはありません」

建設業界の未来をつくるための「次世代型組合」として、2017年4月に「TEAM SUSTINA(チームサスティナ)」を立ち上げたユニオンテック代表取締役社長の大川祐介氏はこう指摘する。大川氏によれば、建設業の仕事の重要性と外から見たイメージとの間には、大きなギャップがある。

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