2017年6月号
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動物・ペットの力を事業に活かす

タニタ前会長がペットビジネスに参入した理由

谷田 大輔(Fanimal代表取締役会長・タニタ前会長)

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ヘルスメーターで世界トップシェアを誇るヘルスケア企業大手タニタの前会長・谷田大輔氏が、2016年9月、ペットベンチャーを設立して話題を呼んだ。ペット業界参入の狙いと今後の構想について、谷田氏に尋ねた。

谷田 大輔(Fanimal代表取締役会長・タニタ前会長)

1985年にタニタの社長に就任した谷田大輔氏は、「ヘルスメーター売り上げ世界一」を目標に掲げて、世界初の家庭用体脂肪計・体組成計を開発・販売。宣言通り、ヘルスメーターの売上で世界トップ企業にまで導いたことで知られる、ビジネス界の大御所だ。

会長職を退いた現在、経営コンサルタントとして活動しながら複数のベンチャーに出資し、経営にも携わっている谷田氏が、代表権を持つ会長となって設立したのがペットベンチャーのFanimal(ファニマル)。

人間の健康増進に一役買ってきた谷田氏が、なぜペット業界に参入したのだろうか。

「長年、人間の健康について考えてきましたが、その知見はペットの健康にも成り立つのでは、と思ったのがきっかけです」

子どもの頃はペットを飼っていたが、その後はペットと縁がなかったという谷田氏。もちろん、ペット業界ともつながりはなかったが、人間とペットが抱える共通の課題を知って、そこにニーズがあると判断した。

「人間は肥満を原因にする生活習慣病が問題になっていますが、ペットにも肥満が多いんです。ペットの食事は飼い主が管理しているのだから、食事のあげ方などの生活習慣を変えれば解消するのでは、と思っていたのですが、そんなに簡単なことではないということがわかりました。飼い主とペットの生活はリンクしているので、飼い主の生活習慣や意識が影響している。それならば、ペットの食に着目しながら飼い主の知識も深めて、『飼い主とペット、両方を健康にしよう』と考えたのです」

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