クラウド人事労務ソフト運営のSmartHR 61.5億円を資金調達

2019年7月22日、SmartHR(月刊事業構想2018年3月号参照)は、国内外の新規投資家や既存株主を引受先として、約61.5億円の資金調達を行うことを発表した。内訳は、第三者割当増資が約55億円、新株予約権付社債が約6.5億円。今回の資金調達で、累計調達額が約82億円となった。

SmartHRは、人事労務のペーパーレスを目的とした、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」を運営している。入社手続きや雇用契約、年末調整といった労務手続きをクラウド上で行うことで、ペーパーレス化を図るだけでなく、従業員の入退社数や平均勤続年数の推移などといった情報を簡単にグラフ化することもできる。サービス開始から、順次機能を追加しており、毎月1000社以上が導入している。

今回の調達は、SmartHRの開発費や、人材費、マーケティング費用に投資し、顧客基盤をさらに広げていく予定。 また、今回の新規投資家は以下となる。

(国内)
・THE FUND
・ALL STAR SAAS FUNDほか1社

(海外)
・Light Street Capitalほか1社

Cyberspace.jpg