東京大学「14部局横断」でスポーツ科学研究を加速

大学のスポーツ研究は、国民の健康増進や新産業創出に大きなポテンシャルを持つ。東京大学は今年5月、全学横断でスポーツ先端科学研究のための新組織を発足した。部局を越えたコラボレーションで、新しいスポーツ研究成果の創出を目指す。

医学や工学などの東大がこれまでに培ってきた研究とスポーツ研究のコラボレーションを進める

14部局が結集した新組織

今年5月、東京大学が「東京大学スポーツ先端科学研究拠点」を開設した。学内の14部局が参加する横断的組織であり、従来のスポーツ健康科学だけでなく、先端研究から工学分野までジャンル横断的に研究者が集う。拠点開設記念式典には文部科学大臣や五輪担当大臣、日本スポーツ振興センター理事長が訪れ、東大の取り組みへの期待の大きさが伺える。

その意図について、拠点長に就任した石井直方東京大学大学院総合文化研究科教授は、こう語る。

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