大学スポーツは日本を変える起爆剤に? スポーツ庁の描く戦略

大学に眠るさまざまなスポーツ資源を活用し、大学スポーツを活性化するにはどのような取り組みが必要なのか。スポーツ庁の「大学スポーツの振興に関する検討会」は、今後取り組むべき7つのテーマを抽出した。その内容を分析する。

大学の持つ潤沢なスポーツ資源

そもそも、なぜ今、大学スポーツなのか。

2011年8月に施行されたスポーツ基本法、2015年10月のスポーツ庁の設置、そして2020年東京オリンピック・パラリンピック開催決定により、日本のスポーツ行政は大きな転換期にある。中でも、スポーツ庁は「スポーツで“稼ぐ”」をキーワードのひとつに、スポーツの産業化に大きく舵を切り、今年2月に経済産業省と連携して「スポーツ未来開拓会議」を設置、議論を行ってきた。

その中で注目を集めたのが、大学スポーツのポテンシャルだ。

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