世界初、移動販売のサラダカー 新しいサラダ文化を日本に

ランチタイムは駐車場にキッチンカーを停め、NYスタイルのサラダを提供。移動販売の身軽さを活かし、デリバリーでも顧客に届ける。ユニークなキッチンカーが、新しい「サラダ文化」を発信している。

みずみずしい野菜をトッピングし、お好みのドレッシングをかけて提供するキッチンカー「WISH FRESH SALAD」

オフィス街の駐車場やお店の軒先。そうした空きスペースで、ビジネスを展開するのがキッチンカー(移動販売車)だ。小資本で始められるビジネスだが、競争も激しく、開業後1年で9割以上がやめていくという。

酒匂敦氏は2011年、世界初となるサラダ専門のキッチンカーを開始。リピーターを獲得し、人気店へと成長させた。

失意のニューヨークで見た風景

酒匂氏がサラダに注目したのは、留学したニューヨークでの体験がきっかけだ。酒匂氏は、2008年に早稲田大学を卒業したが、何かやりたい仕事があるわけでもなく、ひとまずは「子供の頃から好きだった」という映画を学ぶために、ニューヨークに向かった。

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