「小さな暮らし」をつくる仕事 スモールハウスで「豊かさ」を問う

今、コンパクトでシンプルな住まい「スモールハウス」が注目を集めている。2人のクリエイターが立ち上げた会社・YADOKARIは、そのムーブメントを牽引。小さな家がもたらす“新しい暮らし方”を提案し、地域活性化の支援も手掛けている。

さわだいっせい (左)ウエスギセイタ (右)YADOKARI 共同代表取締役

――小さな住宅「スモールハウス」に注目するようになった理由は、何ですか。

さわだ 東日本大震災がきっかけです。津波で家が流されるのを見て、これまでの暮らし方、住まい方の価値観が根底から崩れるのでは、と思いました。

そうした時期に、建築家の坂茂さんがつくった被災地の仮設住宅を見たら、工期も速いし、移動できるし、オシャレでカッコいい。一般の人がこういう住まいを採り入れる選択肢がある世の中になったらいいなと思ったんです。

それを元職場の同僚だったウエスギ(セイタ)に伝えたところ、もっと知りたいという話になって、海外のスモールハウスの事例を紹介するウェブメディアを始めました。

250万円の「小さな家」を発売

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