日本一の庭園、外国人が急増  米国の専門誌で13年連続トップ

広大な日本庭園を有し、国内外から多くの観光客が押し寄せる足立美術館。その集客力の高さは、どのように生み出されているのか。庭造りや展示へのこだわり、日々、積み重ねられる努力が、足立美術館の強みを支えている。

枯山水庭をはじめ、5万坪におよぶ6つの庭園は、四季折々にさまざまな表情を見せる

アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の「日本庭園ランキング」で13年連続日本一、フランスの旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」でも、最高評価の「三つ星」として掲載されている足立美術館(島根県安来市)。

田舎にありながら、今年4月・5月の入館者数が2ヵ月連続で過去最多を更新するなど、入館者数も伸びている。その要因について、広報課長の武田亘氏は「庭園日本一に選出された2003年以降、多数のメディアに取り上げていただいたことに加え、若い世代のお客様が増加したことで、SNSなどによるクチコミ効果で、国内外における当館の知名度が飛躍的に高まった」と語る。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り81%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。