大浴場は銭湯、食堂は商店街 まちの「個性」でホテルをつくる

東京の下町・谷中で、町内の遊休施設をリノベーションし、新しい賑わいを創出する試みが行われている。アパートを改修した宿泊施設と、町内の銭湯や飲食店といった資源をつなげ、まち全体をひとつのホテルとしてデザインしている。
文・鈴木紗栄 日本デザイン振興会

 

木造アパートを改修し、カフェやギャラリー、ショップの機能を入れた「HAGISO」。

現在、日本の各地で、その土地ならではの資源や価値に「デザイン」の力を掛け合わせることで、地域に新しい息吹を吹きこむ挑戦が行われている。デザインはものづくりだけではなく、課題を発見し、仕組みを再設計し、ひと・もの・ことを繋げることにとても有効だ。本連載では、地域×デザインの先進的な事例を、プロジェクトのキーパーソンへの取材を通して紹介していく。

多世代から愛される「HAGISO」

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