2015年8月号
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スポーツ起点の新戦略

スポーツを発明、新ビジネス創出へ

電通 スポーツ・ソリューション・ユニット

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「スポーツ×超高齢化」、「スポーツ×ローカル」......。スポーツを課題解決のソリューションにすることで、新しいビジネスチャンスが広がっていく。

「温泉」もスポーツに。電通が開発した新スポーツ「エレクトリック温泉」は、お風呂の水面にエネルギー弾や敵キャラクターを投影。湯船につかりながらプレーを楽しむ

「為末大さん(元プロ陸上選手)が言っていたのですが、スポーツではこの100年、競技そのものにイノベーションが起きていないそうです」

電通スポーツ・ソリューション・ユニット、ソリューション・ディレクターの小布施典孝氏は、そう語る。確かに野球やサッカーも、ルールの改定はあっても、競技の枠組み自体に変化はない。

小布施典孝 電通 スポーツ・ソリューション・ユニット ソリューション・ディレクター

電通では今、「新しいスポーツ」をつくる取り組みが進んでいる。

たとえば、「ハンドソープボール」。手にハンドソープをつけて、ハンドボールをプレーする。当然、ツルツルに滑るので、プレイヤーは度々、ボールを落とすことに。ボールを落としてしまうと、審判から「ワン・ソープ!」がコールされ、手にハンドソープを追加。試合が進めば進むほど、ツルツルの度合いが増していき、ゲームはエキサイティングになっていく。

「エレクトリック温泉」は、水面をディスプレイにする最新技術を活用している

さらには、「ゾンビサッカー」。ゾンビのコスプレをして、プレーするフットサルだ。試合中はゾンビのように手を前に突き出してボールを追い求め、うめき声をあげながら、ゆっくり歩き続けなければならない。

誰もが楽しめる 「ゆるスポーツ」

これらのスポーツは、単なる娯楽として開発されたわけではない。電通スポーツ・ソリューション・ユニット、プロデューサーの野口嘉一氏は、こう語る。

「根底にある発想は、高齢者や子供、障がい者も含めて、誰もが楽しめるユニバーサルなスポーツを生み出すこと」

野口嘉一 電通 スポーツ・ソリューション・ユニット プロデューサー

超高齢社会でスポーツ弱者が増えていく日本だからこそ、生み出せるスポーツがある。

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