帝国ホテルvs.ザ・リッツ・カールトン 「おもてなし」の真価

リーマンショック、東日本大震災などを乗り越え、今、ホテル業界が活気を取り戻している。要因の一つは、訪日外国人の増加だ。帝国ホテルとザ・リッツ・カールトンを軸に、ホテル業界の動向を読み解く。

業態の多様化でホテルの活況は続く


text by 瀧澤 信秋(ホテル評論家)

 

帝国ホテル、ホテルオークラ東京、ホテルニューオータニが「御三家」と呼ばれ始めたのは、1970年代以降で、特にバブルのころに広まった呼称です。90年代に入り、パークハイアットやウェスティンといった外資系ホテルが進出、フォーシーズンズホテル椿山荘と合わせて「新・御三家」と言われ、07年に開業ラッシュとなった「ホテル2007年問題」以降、マンダリンオリエンタル東京、ザ・リッツ・カールトン東京、ザ・ペニンシュラ東京が「新・新・御三家」と称されるようになりました。

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