秋田県・小坂町に学ぶ地域再生 「そこにある資源」に光を当てる

人口減や高齢化が進む地方都市で、いかに特色あるまちづくりを進めるか。秋田県小坂町は、産業遺産を活用した観光地づくりや、エコタウン形成に成果を出し、地域づくりの好事例として注目を集めている。

菜種で農業振興、特産品育成などを図る「菜の花プロジェクト」

秋田県の北東、十和田湖に接する人口5,700人の小坂町は、明治時代から鉱山の町として発展。最盛期の大正時代には2万人以上が出入りし、県下第2位の都市として栄えた。しかし、鉱山の閉鎖に伴い人口は減少、高齢化も進む。

そこで小坂町は、鉱山の町ならではの産業遺産群と、地域資源を活かしたエコな街づくりに活路を見出し、地域再生に成果を出している。

町全体を博物館に
エコ・ミュージアム構想

細越 満 小坂町長

小坂町内には鉱山で栄えた時代に建てられた施設が点在している。いずれも実際に使われていたもので、保存状態も良好だ。「町はそれらの産業遺産を小坂鉱山の現法人であるDOWAホールディングスから譲り受け、市街地に集合させるよう整備を進めてきました。

国の重要文化財に指定されている日本最古と言われる芝居小屋『康楽館』の隣に、明治時代に建てられた小坂鉱山事務所を移築し、『明治百年通り』と名付けたこの通りを中心に観光客に足を運んで頂こうという計画です」と、小坂町の細越満町長は説明する。

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