どこまでが失敗か 線引きが重要

イノベーターになる可能性を持つ人材を、どう発掘、育成、活用するのか。イノベーションを生み出すための鍵を握るのは、経営陣の意識と企業風土の改革だ。

昨今、大中小を問わず多くの企業がイノベーションの必要性を訴えている。グローバル企業は世界で戦うために、中小企業は成長を加速させる、あるいは閉塞を打破するために、革新的な商品の開発や技術開発を狙っている。既存の延長ではなく、これまでにない事業を展開するために必要なのが、イノベーターの存在である。

イノベーターといえば盛田昭夫氏やスティーブ・ジョブズのようなカリスマを思い浮かべるが、企業の中にいながら斬新な事業を提案し、周囲の疑念をよそに中核事業に発展させるような社内イノベーターも少なくない。

経営トップ、マネジメント層がそのようなイノベーターを発掘し、育成し、活用するにはどのような施策を講じるべきなのか。

かけ声だけでは無意味

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